先天性股関節脱臼
日本人の女児に多い先天性の股関節疾患
1000人に対して1~3人の割合
脱臼して生まれてくる場合がありこれを先天性股関節脱臼と言う
脱臼して生まれてくることよりも生まれた後に徐々に脱臼する事が多い
股関節の臼蓋形成不全があり、おむつや抱っこの仕方で脱臼する場合がある
最近では紙おむつや正しい抱っこの仕方で昔より減少傾向にある
先天性股関節脱臼の整復後、臼蓋に問題がある為再度脱臼することが多い
そのため最近では発育性股関節形成不全と言われるようになった
新生児検診や乳幼児健診でアリス徴候、股関節開排制限、鼠径部の皮膚のしわの対称性などが発見されることがある
また、歩行した際トレンデレンブルグ徴候がみられたり、異常性がある
超音波断層検査が有用
発育性股関節形成不全では85%が保存療法で整復される
リーメンビューゲル装具、おむつ療法などがある
1年を過ぎると観血療法が多くなる
この疾患が将来変形性股関節脱臼に進行することがほとんど
その場合股関節周りの筋力を強化する必要がある
SUN整骨院では筋力強化の機械を使い楽に強化できます。
お困り事がありましたらSUN整骨院までお気軽にご連絡下さい。